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平成16年新潟県中越地震 − 十日町市役所周辺の被害状況
調査日:2004年10月29日(金)
地震発生から6日後、新潟県十日町市内に入り、市内の被災状況を見て回りました。
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・市内でも震源から離れた南部では、ほとんど建物被害がなかった。
・道路の損壊、ブロック塀の倒壊、外壁の剥落する被害が目立った。
・幹線道路はほとんど道路損傷はないが、細い路地には道路損壊によって通行禁止場所もあった。
・建物が倒壊しているところはなかったが、建物内部は強い揺れで物が散乱したり、割れたりと、どこから片付けていいのかわからない状況であるようだった。
・建物の応急危険度判定調査が行われていた。要注意(黄色)判定が目立った。
・被災者は建物の片付けなど、復旧活動を始めていた。
・危険個所はブルーシートで覆うなどして、張り紙などで注意を喚起していた。
・市内ではスーパーやガソリンスタンド、コンビニなどの店舗は通常営業をしていた。
・避難所周辺でも、車中泊している人がいて、シートを倒して寝ていた。車内には犬も一緒にいた。
・家の中がめちゃくちゃのためか、自宅1階の車庫部分にテントを張っている家があった。
・自宅近くの空き地などに、近所の住民とテントを張って避難生活しているところがあった。
・仮設トイレは定時にきちんと掃除していて、誰が掃除したのかを示すチャック表があった。トイレの中はとてもきれいに保たれていて、細かなところまで配慮されていた。。
・子どもたちが公園で遊んでいたが、一緒に来ていた母親は疲れきっていたような印象を受けた。
・救援物資をもらうために、長蛇の列ができていた。高齢者にとって並ぶのはとても辛いだろう。
・動物保護センターが設置され、犬や猫が預けられていた。
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