現在位置:HOME安心情報“防火編”こんなことから火災>バーベキュー中に爆発

 皆さんも天気の良い、暖かい日には、屋外でのレジャーを楽しんでいるのではないでしょう
か。キャンプやバーベキューをする人も多いと思います。そんな楽しいはずのバーベキューが
一瞬にして悲劇に変わってしまう事故が多く発生しています。

 【事故事例】
4月下旬のある日の午後、あきる野市の秋川河川敷で、釣った魚を食べようと男性が小
型ガスバーナーのコンロに網を乗せ、風よけのため周囲を石で囲んで焼いていたところ、
ガスボンベが爆発しました。男性は顔と両手にやけどを負いました。

なぜこのような爆発事故が起きてしまったのだろうか?

 爆発が起きた原因として、ガスコンロの周りを石で囲ったために、積んだ石で熱がこもってし
まい、ガスボンベが過熱されて爆発したものです。ガスボンベの中には可燃性の気体(ガス)が
入っていますので、熱せられると膨張し、ボンベが破裂して可燃性ガスに着火して爆発してしま
います。



・ガスバーナーのコンロには熱がこもらないようにする
・ボンベカバーを覆うような大きな調理器具(なべ、鉄板、など)は絶対使用しない 
・2台以上並べて使用しない 
・調理以外の目的(木炭、練炭、火おこし)などに使用しない 
・火気の近くで使用しない(火気から最低2m以上離なして使用する)
・バーベキューをする際には、機材の取扱説明書をよく読んで、使用方法を厳守しましょう

 カセットコンロはコンパクトで、どこでも使用できるとても便利なものですが、その反面間違っ
た使用方法により、大きな事故が発生するおそれがあるので、使用方法には十分注意し、楽
しい屋外でのレジャーをお楽しみください。