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静電気のちょっとした火花でも火災



静電気でも火災が起こることをご存知でしょうか?近年、セルフガソリンスタンドが増加してお
り、それに伴う事故も増加しています。平成18年3月末現在で、全国にセルフガソリンスタンド
が4,784施設あり、ガソリンスタンド全体の1割を占め、みなさんも一度はご利用になったこと
があるのではないでしょうか。

セルフガソリンスタンドでは、利用者自身が給油を行うために、利用者一人一人がガソリンの
危険性を十分認識し、エンジンの停止、喫煙のほか火気の使用を避けなければなりません。
特にガソリンは揮発性の高い物質であり、静電気による火花でも容易に火災になる恐れがあ
りますので注意する必要があります。

火災事例としては、給油をする際に給油口のキャップを緩めた際、噴出したガソリンの蒸気に
静電気の火花が引火して火災が発生しています。

静電気による火災を防ぐためには、給油作業に入る前に、備えつけの静電気除去シートや金
属部分(ドア等)に触れて静電気を除去してから給油を行うようにしてください。





・ 給油前に必ず自動車のドア・窓をお閉めください。
・ 静電気除去のため、作業前には必ず自動車の金属部分に触れてください。
・ 給油作業は必ずお一人で行ってください。
・ 給油口にはお子様が近づかないように注意してください。
・ その他、ガソリンスタンド内に掲示されている注意事項を守ってください。