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平成16年新潟県中越地震 − 山古志復興わらべ地蔵


調査日:2006年10月8日(日)



長岡市山古志支所の入口にて

 山古志の復興と犠牲となられた方の慰霊のためにと、京都の大佛松本明慶氏の善意により彫られたものです。
 材料は地震で倒れた樹齢180年の杉で、平成17年1月26日深い雪の山古志から切り出し、京都の工房まで運びました。
 地蔵は9体彫られ3月27日越後丘陵公園で松本大佛師から山古志村長に引き渡されました。表情や大きさが違う地蔵は仮設住宅の5箇所の集会所に一体づつ納められ、うち2体は阪神淡路大震災の神戸市、火山噴火で全島避難をし4年振りに帰島を果たした三宅村にそれぞれ贈られました。
 この地蔵はニュータウンセンターの山古志支所におかれていたもので、9体のなかでも一番大きな地蔵です。
 山古志住民が地蔵様といっしょに早く帰れるよう頭を撫でてください。

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