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防災訓練ではどんなことするの? 〜 経験が 自信につながる 防災訓練 〜


最終更新日:2012年11月27日


 みなさんは、防災訓練に参加したことがありますか? 年に一度はお住まいの地域でも防災訓練が実施されていると思います。参加したことがない人は地域で開催されている防災訓練に積極的に参加してみましょう。

 さて、防災訓練ではどんなことをするのでしょうか?

 防災訓練は、集合型防災訓練と発災対応型防災訓練の主に2つに分けることができます。

 (1)集合型防災訓練

集合型防災訓練は、公園や学校の公園などの広場に集まって各種の防災訓練を実施します。このような防災訓練が一般的です。では、どんな訓練を行っているのでしょうか?一例をご覧ください。


避難誘導訓練


初期消火訓練


応急救護訓練


救助器具取扱訓練


通報訓練


地震体験(起震車)


煙体験


ロープ結索訓練


炊き出し訓練



 (2)発災対応型防災訓練

みなさんは発災対応型防災訓練をご存知でしょうか?これは最近各地で普及しつつある新しい手法の防災訓練です。従来の公園や学校といった場所で実施する集合型の防災訓練と違い、あなたの住んでいる“まちなか”が舞台となって防災訓練を実施します。

あなたの住んでいる“まちなか”に何カ所か災害を設定します。
参加者にはどこに災害を設定するのかは事前に伝えないことがポイントです。


火災


生き埋め(救助)

地震発生の合図(サイレンなど)とともに、住民はまずは身の安全を確保します。
そして、自宅から一歩でたところに設定されている災害に遭遇したらあなたはどう対応しますか?


けが人に遭遇、応急手当


協力し合って救出


消火器での初期消火や協力し合ってバケツリレー



住民の一人一人が主役となって行うのが、この発災対応型訓練です。
実践さながらの訓練で、住民一人一人が防災行動力をさらに高めることができるはずです。

 ▼ 参考図書

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